苦労した分できるようになったときは達成感があり
それがやりがいになっています
現在、担当している業務の概要を教えてください
東京にあるキヤノン本社に出向しOJTで実践的に学んでいます。ソフトウェア開発の現像グループに所属し、カメラファームの実装やテスト、障害解析などの業務を教えてもらいながら実際に行っています。将来的には現在学んでいる業務を大分キヤノンに持ち帰ることを目標としています。
大分キヤノンに入社した理由を教えてください
大学生の時にキヤノン製のミラーレスカメラを買って使用していたのがきっかけです。就職活動中に様々な企業を調べていく中で自分も使っているキヤノンのカメラが地元の大分で作られていることを知り、この会社に興味を持ちました。また、福利厚生がしっかりしていることも重視していたので、大分でカメラに関わる仕事ができて充実した福利厚生のある大分キヤノンは自分に合っていると思い入社しました。
仕事のやりがい、楽しさを感じるのはどんな時ですか?
できる業務が増えて自分の成長を感じたときはやりがいや楽しさを感じます。出向して約1年になりますが、私は元々プログラミングの知識があったわけではなく、大学も経済学部出身でむしろプログラミングとは全く縁の無い生活を送ってきました。なので、出向してすぐは何も分からず苦労することばかりでしたが、研修を受けたり先輩に色々教えてもらったおかげで少しずつ成長できていると感じています。製品のソースコードを読んで意味が分かるようになった、自分でソースコードを書けるようになった、障害の原因を見つけて直すことができるようになった、など小さな事かもしれませんが苦労した分できるようになったときは達成感がありそれがやりがいになっています。
仕事の難しさを感じるのはどんな時ですか?
それはどのように乗り越えますか?
実装やテストなど日々の業務を行う時に知識が足りず難しさを感じます。出向してからソフトウェア研修を受けましたが、実際の業務を行うと自分の知識では解決できない問題も多く出てきます。その時は悩みすぎず先輩に質問するようにしています。しかし、質問する時もどういう状況で何に困っているのか上手く伝えられず認識がずれてしまう事もありここでも仕事の難しさを感じています。これに対してはこまめに報告してコミュニケーションを取っておくこと、相談するときにソースコードだけでなく図を書いて視覚的にわかりやすくすることなどを意識し、相手に的確に伝えお互い同じイメージを持って業務を進めていけるように心掛けています。
キャリアパスについてどのように考えていますか?
またそのためにどのようなことを取り組んできましたか?
キヤノン本社に出向して1年が経ち、自分なりに成長しているとは思いますが、プログラミングの技術や知識はまだまだ足りないので、ソフトウェア開発者として仕事を任せてもらえるようにこれからも日々勉強し知識と経験を増やしていきたいです。そしてキヤノン本社で学んだことを生かして大分キヤノンで開発組織を立ち上げることができるように頑張っていきたいです。
大分キヤノンの教育プログラム、研修、社内制度について
大分キヤノンでは大学での専攻など関係なくソフトウェア開発に携わることができます。先程述べたように私はプログラミング経験ゼロで入社しており、ソフト開発のための出向が決まった時は、正直不安もありました。しかし、初心者でも安心して学べるよう充実した研修プログラムが用意されていたので今こうしてソフト開発の仕事ができています。出向して最初の4か月間はキヤノン本社の横にあるCISTという研修施設でソフトウェア研修を受けました。プログラミングとは何かという基本的な事から学び最終的にはチームで協力してソフトウェアの成果物を作り上げます。講師の方が丁寧に教えてくださったので、この研修でしっかり基礎を身に付けることができました。研修が終わるとOJTで各部門に配属されて業務を行います。実際の業務は難しく慣れるまで大変ですが、非常に充実しており良い経験になっていると感じています
入社を希望する人に向けて、アドバイスやメッセージをお願いします
就職活動をする時に多くの人は大学の専攻や自分の得意分野を生かした仕事をしたいと考えると思います。それも正しいですが必ずしもそうである必要はないので、もっと視野を広げて考えてみてもいいかもしれません。私のように文系出身でもソフトウェア開発に携わることも出来ます。もちろん新しい事を始めるのは簡単ではなく、それ相応の勉強も必要になりますが、それはどんな仕事に就いても同じだと思います。これまでの経験を生かした仕事をしたい人、経験のない分野の仕事に挑戦してみたい人、どちらも入社後の頑張りで大いに活躍できます。一緒に働ける日が来ることを楽しみにしています。