生物多様性

環境への取り組み

生物多様性に配慮し、手つかずの自然を守る

大分キヤノンは、大分市東部大野川にほど近い丘の上に位置し、周辺には手つかずの自然があふれています。この豊かな自然を壊すことなく、「共生」していくことも私たちのテーマ。
澄んだせせらぎや美しい木立を「キヤノンの森」として大切に管理するとともに、ビオトープやキジの育成などに取り組んでいます。

私たちは、生物の多様性に配慮し、未来に美しく緑豊かな環境を残していくため、「キヤノンの森」に代表される環境維持活動に力を入れた事業活動を行っています。

キヤノンの森の入り口のピオトープ キヤノンの森の入り口のピオトープ

「共生」の理念とキヤノンの森

キヤノンの森を含む生物多様性保全の取り組みは、まさに「共生」の理念に基づいた活動といえます。近年の人間による社会活動は、自然が巧みにつくり上げた生態系のバランスを崩しています。私たち人間も自然の一部として、そのバランスを保つ努力をしなければなりません。私たちにできることは限られていますが、「キヤノンの森」を外部に発信することで、地域の方々や未来ある子どもたちが、生物の営みに関心を抱くきっかけになれば、と考えています。

大分事業所 大分事業所

たくさんの生命に満ちた環境

大分キヤノン工場の周辺は豊かな森に囲まれ、そこにはたくさんの生命であふれています。国鳥であるニホンキジや大分固有のオオイタサンショウウオが生息し、5月にはたくさんのゲンジボタルが飛び交います。その他、トンビ、ウシガエル、カモなどの動物や、トンボ、チョウ、ハンミョウなどの昆虫が暮らしています。夏ミカンや野イチゴ、あけびやうべなどの果物も豊富で、収穫の時期には果物狩りのイベントなども実施しています。

キヤノンの森で飼育されているニホンキジの「キジ太郎」 キヤノンの森で飼育されている
ニホンキジの「キジ太郎」

ピオトープにも様々な生き物が暮らす

地域の方との交流の場として

「キヤノンの森」では、自然の中でさまざまな体験ができるイベントも行っています。例えば、親子参加型イベントとして「ツリークライミング」を実施したり、キッズスクールでは「自然探索教室」などを行ったりしてきました。
今後も、この豊かな森と生物多様性を保ちながら、地域の方に開かれた生涯学習の場としての活用を目指しています。

大きくなったキジの放鳥 大きくなったキジの放鳥

キッズスクール「自然探索写真体験」 キッズスクール「自然探索写真体験」

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キヤノンの森の住民たち

ニホンキジ ニホンキジ

オオイタサンショウウオ オオイタサンショウウオ

ゲンジボタル ゲンジボタル

サワガニ サワガニ