キヤノンで使用する水資源のうち、約40%が製造工程に用いられています。とくにレンズ製造や半導体製造の工程で多くの水を使用しています。そのためキヤノンでは、製造工程での水使用量を削減するために、1996年以降、各事業拠点にクローズド・リサイクルシステムを導入。製造工程で使用した水の浄化・再利用を促進し、水使用の抑制と排水量の削減に取り組んでいます。
「新クローズド排水処理システム」を完備
大分キヤノンでは、活性炭吸着およびイオン交換によるクローズド排水処理システムを導入し、生活系の排水を除く工場内での水をこのシステムで100%リサイクルして使用しています。