さらなる高品質＆低コストをめざし
「セル生産」の進化は続きます。

大分キヤノンでは、一眼レフカメラを中心に映画制作機器、ビデオカメラ、レンズなどの製品を、いずれもセル生産（小さな単位での生産）方式によって製造しています。セル生産では、製造に関わる一人ひとりが技能レベルに応じて複数の工程を受け持ち、製品を組み立てています。それぞれの創意工夫によって品質が向上するため、ものづくりの楽しさやよろこびを実感できます。

セル生産は、必要な時に必要な数だけ作るジャストインタイム生産にも貢献しています。一方で、自動化装置による生産においても、さらなるコストダウンをめざし、生産技術・装置技術の進化を図るとともに、装置の内製化への取り組みも強化しています。人は創造的な工程を受け持ち、機械と人の融合を図ることで、高い品質とコスト削減の両立を追求しています。