レンズ/EFレンズ

レンズの1本1本に先進の生産技術と
ノウハウが集約されています。

デジタル一眼レフカメラやデジタルシネマカメラなどに装着できる交換レンズは、その一本一本が先進の技術とノウハウの塊です。大分キヤノンでは期待される性能をフルに発揮するため、さまざまな生産技術を駆使して、高精度のレンズを生産しています。

レンズ加工

キヤノンのカメラに組み込まれる高品質・高性能の光学レンズは、高い技術と技能によって生み出されます。デジタル化によって画像を補正する技術も進化していますが、もとになるレンズの精度が低ければ、それにも限界があります。大分キヤノンは常に新しい技術を求めて挑戦を続け、国内で高精度かつ低コストな「ものづくり」を継続することに努めています。

ガラスモールド工程

レンズのベースとなる硝材を、非球面レンズはガラスモールド成形で、球面レンズは削りだしで成形します。

ガラスモールド工程

ガラスモールド工程

研磨・洗浄工程

荒削り、精研削、研磨など複数工程を経て仕上げたレンズは面精度の検査後、超音波洗浄機で洗浄を行います。

研磨・洗浄工程

研磨・洗浄工程

心取り工程 偏心検査

光軸に対して偏心がないようレンズ外周を所定の寸法に加工します。

心取り工程 偏心検査

心取り工程 偏心検査

蒸発工程

光がレンズ表面で反射することを防ぎ、レンズを保護する高精度のコーティングを施します。

蒸発工程

蒸発工程

接合工程

レンズを接合する「接合工程」や余分な光の侵入を防ぐ「墨塗り工程」を行い、検査へ移ります。このように多くの工程を経て高品質のレンズが完成します。

接合工程

接合工程

レンズ加工

レンズ組立工程は徹底したチリ、ホコリ対策のなかで行います。クリーンルームで作業を行うことはもちろん、部品は水とエアで洗浄し、そのままの状態でクリーンルームに持ち込みます。作業者の動線も工夫し、エアシャワーを二重三重に設置して、チリ、ホコリを寄せ付けません。レンズの性能を引き出すため、最大限作業環境に配慮し、愛着に応える一本を世の中に送り出しています。

EFレンズが優れた描写性能を発揮し、防滴・防水性、操作性などのさまざまな性能を満たすためには、組立にも高度な技術が必要とされます。今後は製品技術部門や生産技術との連携を図り、自動化やからくり治工具の導入を進め、さらにものづくりの精度を高めていく予定です。

EFレンズの優れた描写性能を発揮するには、組立にも高度な技術が必要とされます。

調整検査は専用の工具を10種類以上駆使し、人の目と手で入念に行います。

現場からの声を積極的に取り入れ、製造工程の品質改善を日々行っています。

でき上がったEFレンズは、様々な検査工程を経て出荷されます。