一眼レフカメラ

キヤノン一眼レフのマザー工場として
信頼を裏切らない、高性能を実現。

大分キヤノンでは、キヤノンのエントリーモデルであるX8iからEOS5D MarkⅢや5DsRなどのハイアマチュア向け、そしてトップレンジに位置するプロフェッショナル機EOS-1D Xまで、一眼レフカメラのすべてを製造しています。

例えばEOS-1D Xを例に取ると、この製品は、圧倒的な高画質性能と大幅に進化したAE/AF性能を持ち、プロの高度なニーズに応える高速性能もあわせ持った、キヤノンのフラッグシップモデルです。このモデルの性能を設計部門が意図した通り、100%発揮できるように製造することが私たちの仕事です。

大分キヤノンから旅立った製品は、写真家の作品制作を支え、さらには世界中が注目するようなスポーツのビッグイベントなどの場でも活躍しています。こうしたフィールドで、感動のドラマや記憶に残る一瞬を切り取るカメラ。その製造に携わるよろこびと責任を受け止め、最高の画を残すことで貢献したい。私たちはその思いを胸に、プライドを持って生産に当たっています。

EOS-1D Xなどの高級機は、クリーンルームにて、熟練度の高い作業者によって作られています。
プロが求める性能に充分に応えるためには、高精度の製造技術が必要となります。難易度の高い作業を人と自動機によってどう実現するか。期待されるパフォーマンスを発揮するために製造品質をどう守っていくか。そのために一眼レフカメラの製造現場では常に人づくりに努め、すべてにおいて世界一をめざしています。

高い技術が求められる製造現場は、マイスターを筆頭に熟練度に応じた配置が行われている。

人の手にしかできないことと、機械によるミスのない作業を高次元で融合。

EOS-1D Xの最終調整データは品質保証部門がシリアルNo.で保管・管理しています。ユーザからの求めがあれば、いつでも調整データを呼び出すことができ、トレーサビリティを確保しています。