前例のない加工法と向き合う
700℃に熱したガラス材料を、超精密加工を施した非球面の金型で直接プレス成形する「ガラスモールド」。ここにも大分キヤノンの最新の技術とノウハウが惜しみなく投入されています。前例のない加工法のため、ガラス材料、金型ともに素材から再検討し、温度と寸法変化の関係について何度もシミュレーションを繰り返しました。検討を重ねた結果高温でも狂いのない金型を実現し、現在は屈折率などの自由度が高いという特徴を生かして、高品位のガラスレンズ製造に活躍しています。3DCAD CAMを使った金型設計
ガラスモールドの金型(コマ)は
表面の精度が品質を左右する
蒸着加工機でプラスチックレンズに
反射防止膜を蒸着
高温でも劣化しないよう
特殊なコーティングを施す
専用の機械を使った精密測定
高品位な部品製造のために、
金型のメンテナンスはとても重要
カメラボディを構成する機構部品
プラスチックレンズ