完全自動化を目指して
生産技術のゴールは製品の組立作業の完全自動化です。キヤノン本社のカメラ開発センターと協力して、装置で組み立てやすい製品を設計してもらうこと。また、製造工程や生産量の変化に、柔軟に対応可能な汎用装置を現場に導入することが大切な要素で、AIやIoT技術等、世の中にない新しい組立要素技術を盛り込み日々進化させています。知恵テクとは「知恵のテクノロジー」を略した造語。セル生産をすすめるうえで、作業をより効率化する道具を創意工夫によって生み出しています。製造現場のさまざまな要望を受け、従来よりも有用で低コストの道具が数多く誕生しています。
キヤノンでは、生産革新に貢献した道具の開発・導入に対し「知恵テク賞」として表彰しています。大分キヤノンからも数多くの作品が表彰されています。