「不良品を入れない、作らない、出さない」
ための仕組み作り
過酷な使用条件を再現
製品の信頼性を確保するため、カメラが利用されるさまざまな条件を想定し、厳しい基準の品質試験を行っています。
例えば、環境試験室における耐寒・耐熱試験では、さまざまな温度域において異常が発生しないかを確認。耐衝撃性を確かめる落下試験、振動試験、耐久試験、経年変化試験、フィールドテストなど多岐にわたる試験を行い、お客さまに満足いただける品質を提供しています。
-20℃にもなる極寒地や、真夏の車内や高温地の過酷な環境を再現し、試験実施。
振動を与えることで、どの程度まで耐えることができるか、数値として正確に把握。
いくつかの基準の高さから製品を落下させ、落下衝撃の耐久度を確認。
シャッターなどの作動部分を専用の機器を使用して耐久検査。
お客様を思い浮かべて
大分キヤノンの目標は、「絶対品質」です。コストを追求することは重要ですが、第一に優先すべきは品質です。
仮に1000万台に1台の品質不良でも、手に取ったお客さまにとっては、その1台がキヤノンのすべてであり、大きな信頼を損なうことになります。そのために大分キヤノンでは、お客さま一人ひとりの顔を思い浮かべ、責任の重さを認識し、各部門が連携することで絶対品質を実現しようとしています。
いくつかの専用機器を使い、オートフォーカスの精度と動作を確認。
独自のチャートを用いて、レンズのピント精度や動作を確認。
梱包が完了した出荷前の製品を定量抜き取り、最終検査。
カメラボディ、レンズだけではなく、付属品も出荷品を抜き取り開封検査。