大分キヤノンは今、プロフェッショナルなお客様のニーズに応える製品や映像業界ほか各種業界向けの、より高品位、高機能の製品など、最上級の高付加価値製品を生み出す会社に進化しています。
そのために、技術や生産のしくみをもすべてを刷新し、ハイレベルなステージへチャレンジをしつづけています。
生産性を向上させる工程の設計、どんな製品にも対応できる自動組立装置、環境の変化に柔軟に対応できる生産体制にトライし、魅力ある製品を世の中に早期に送り出すために、製品の開発、評価段階にも積極的な支援を行っています。さらには、世の中に送り出した製品のサービス体制も拡大し、お客様のサポート強化とお客様のニーズを的確にとらえた製品開発にも寄与しています。
最先端の製品を最先端の技術でお客様に提供する、それが大分キヤノンの目指す姿です。
大分キヤノンはキヤノン製品の世界に向けたマザー工場として、デジタル一眼レフカメラやビデオカメラ、レンズなどの生産を担っています。キヤノン本社が開発する製品の設計に基づき、部材の選定や物流・調達の手配、生産工程の構築などを行い、一つひとつの生命あるものに仕上げるのが私たちの仕事。
つまり、大分キヤノンのものづくりの根底にあるのは、人々の”映像を美しく残し伝えたい”という想いに応えること。そして、世界中どこの国に行っても親しまれ、愛されている「キヤノンブランド」に対する誇りです。
このブランドへの信頼に応えるためには、日本国内でのものづくりを継承するとともに、つねに技術革新をはかり、国際的な競争力を高めることが不可欠です。そしてそのためには、人と自動機の融合を含めた生産技術の向上や、あらゆる面での効率化、コスト削減が欠かせません。マンマシンセルと呼ばれる生産方式や品質向上のための絶え間ない工夫など、大分キヤノンは「ものづくり世界一」をめざして、さまざまな活動に取り組んでいます。
キヤノンは、ノンストップで稼働する自動化生産ラインの構築に取り組んでいます。設計・生産技術・製造技術が三位一体となり、それぞれのノウハウや知恵を共有。完全自動化生産をめざし、さらなる生産性向上を図っています。
キヤノンは、キーデバイス・キーコンポーネントを自社で開発・生産するとともに、ユニット部品や基盤実装、さらに製造装置、レンズや部品を成形する金型などの内製化を推進。より独創的な製品の創出とコストダウンを図っています。
柔軟な生産体制の構築支援を目的として創出された、最初から最後まで自律して広範囲の仕事・業務をこなす、一流作業者(多能工)の認定制度です。
認定基準は、「能力主義」ではなく「成果主義」
個人の保有能力を評価・認定するものではなく、個人の実務成果を評価・認定するものです。
「過去から」ではなく、「現在の」成果に対する認定・表彰。
個人の過去からの経験・職歴において蓄積された能力の評価ではなく、その保有能力を現在の業務で発揮した実績成果に対して、多能工を認定・表彰するものです。
大分キヤノンで高級機を製造するS級マイスター。1,000点以上もの部品の組み付けを記憶し、決められた時間内に一人で組み立て、さらに検査も行って完成品として作り上げます。
■ マイスターの等級
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